着ることにあこがれ、脱ぐことにときめく!
叢書セミオトポス9『着ること/脱ぐことの記号論』が新曜社より発売中です。
衣服を着るとは、〈意味〉を着ることであり、裸体とは、いわば、〈意味の欠如〉を着ることである。だからこそ、脱ぐことは、かくもスリリングなのだ。「着る/脱ぐ」という記号過程(セミオシス)を、いま、根源的に問い直す。
ひとは着たあとは脱がなければならない。「すでに頭は脱いでいる」(?)哲学者・鷲田清一氏と日本記号学会会長・吉岡洋氏による、「脱ぐこと」をめぐる抱 腹絶倒かつ秀逸の対談。裸体を新聞紙に包むことによって、さまざまなパフォーマンスを展開する「新聞女・西澤みゆき」の魅力をその作品とともに紹介する 「新聞女」論。さらには、昨年(2013年)逝去された元日本記号学会会長・山口昌男氏の記号学会との関わりを逸話とともに振り返る追悼特集など、内容も りだくさんです。
A5判並製242頁 定価3,024円(本体2,800円+税)
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