叢書セミオトポス18『仮面の時代: 心のありかをさぐる』...
仮面を考えることは顔(表情)を考えることであり、人間とは何かを考えることである。 コロナ禍のなかで溢れかえったマスク体験、日本の伝統芸能における能面(オモテ)の意味論、哲学における仮面と素顔・ペルソナの問題、マンガやドラマにおける覆面の表現、記…
仮面を考えることは顔(表情)を考えることであり、人間とは何かを考えることである。 コロナ禍のなかで溢れかえったマスク体験、日本の伝統芸能における能面(オモテ)の意味論、哲学における仮面と素顔・ペルソナの問題、マンガやドラマにおける覆面の表現、記…
日本記号学会ではこの程、学会ウェブサイトにて、新たなコンテンツ「学会の沿革」を公開いたしました。 こちらは、昨年刊行された 叢書セミオトポス17『生命を問いなおす: 科学・芸術・記号』の巻末に第21回(2001年)以降が、そして2…
「セミオトポス再訪」研究会(第1回) 「メシの記号論 revisited —— ひとりめしとコンビニ」 日時:2024年3月16日(土)14時から17時 会場:同志社大学今出川キャンパス・良心館RY303教室+オンライン キャンパスマップ…
生命と記号は一見相反するようだが、二重らせんの発見以来、生命は情報、記号現象と考えることができる。機械生命論、分解と発酵の記号論、オートファジー論、メッセンジャーとしてのウイルスなど、記号学会ならではの視点から生命観に転換を迫る。 日本記号学会…
◆アニメーションはいかにして動き、私たちを動かすのか? アニメとは何か。人はなぜ動いているものに感動するのか。映画とどう違うのか。イメージの運動に感動するのは近代以降の時間意識の変化によるというが、その謎をめぐって、ジブリアニメなどを題材に、…
◆食べることはなぜこれほどまでに「めんどう」なのか? 食べるとは生きているもの、死んだもの、腐ったものを喰らうこと。この身もふたもない現実(自然)を覆い隠すため人は様々な工夫(文化)をする。食べないこと、料理レシピ、「目玉焼きの食べ方」、「へ…
◆ファッション、モードはどこへ行くのか? かつてファッションはパリコレや『ヴォーグ』『エル』などに主導されてきたが、現在、ネット上にはインスタグラムなどへの写真投稿による「ファッション」で溢れている。流行はツリーからネットワーク構造に変わった…
◆「賭けること」の快楽はどこから来るのか? 「カジノ法案」が成立して、いよいよ日本はギャンブル国家になろうとしていますが、「賭けること」は人間だけでなく、生物の快感回路を刺激する進化の原動力なのだそうです。本書は、「賭ける」「賭博」という人類…
◆私たちは「美少女」に何を求めているのか? いま日本は「美少女」がいっぱい(!?)。世界からもうらやましがられているそうです。ただ残念ながら、美人は実在するのに「美少女」は実在しないのだそうです。でも美少女は、マンガ、アニメから町おこしのポス…
紙と電子の融合がもたらす「書物」の未来とは?
B・スティグレールほか気鋭の執筆陣による論考を多数収録し、思想とデザインの実践をつなぐ。
杉浦康平による巻頭論文は、AR(拡張現実感)アプリと連動!
叢書セミオトポス10『音楽が終わる時: 産業/テクノロジー/言説』(2015年6月)新曜社 【主要目次】 刊行によせて(吉岡洋) 音楽が終わる時―産業/テクノロジー/言説(佐藤守弘) I部 音楽・産業・テクノロジー―音楽制作の現状 レコード産業…
着ることにあこがれ、脱ぐことにときめく! 叢書セミオトポス9『着ること/脱ぐことの記号論』が新曜社より発売中です。 衣服を着るとは、〈意味〉を着ることであり、裸体とは、いわば、〈意味の欠如〉を着ることである。だからこそ、脱ぐことは、かくもスリリ…