実行委員長 水島 久光(東海大学)
マスクの時代が3年続きました。社会は、ことさらに対面を求める人々と、表情を隠すことがデフォルトになった人々との間に、新たな分断線を引きつつあります。今回の大会では、こうした節目に立って、我々人間は、自らの情動─とりわけ「泣く」「笑う」「怒る」といった心の動きとその表出にどう向き合ってきたのか、これからどう引き受け、折り合いをつけていくのかを三つのセッションを重ねて考えてみたいと思っています。
●企画セッション(現状案)
① 能面と中間表情をめぐる話(伝統表現・身体論からのアプローチ)初日(17日)
② 情動とロボティクス(情報技術・システム論からのアプローチ)二日目(18日)
③ 人間の顔とはなにか(表象論・哲学からのアプローチ)二日目(18日)
●総会
従来大会初日に行っていた総会は二日目に行う予定です。
※参加方法等の詳細については、追ってご案内いたします。
【研究発表募集について】
なお、大会開催にあたり、会員の皆さまの研究発表を募集します。
研究発表は大会大会1日目および2日目に行う予定です。
発表希望の方は「大会における研究発表について」 にて詳細をご確認の上、
2023年4月30日(日) までに、発表申込/要旨をメール添付にてお送りください。
※上記の研究発表募集は通常の学会員を対象としたものですが、前回大会に引き続き、
「非学会員による研究発表」も募集しております。詳細は こちら よりご確認ください。