- 記号学研究23『暴力と戦争』
(2003年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- はじめに(室井尚)
- 問題提起
- 「九・一一のスペクタクル」→「生存のためのデザイン」(榑沼範久)
- 特集1
- ディスカッション1:暴力と戦争をめぐって(宮崎学+山口昌男+立花義遼)
- 「暴力と戦争」再考(宮崎学)
- 「暴力と戦争をめぐって」をめぐって(立花義遼)
- 特集2
- ディスカッション2:マンガという暴力(ジャクリーヌ・ベルント+しりあがり寿+大里俊晴)
- 対談:ディスカッションを終えて(ジャクリーヌ・ベルント+大里俊晴)
- 研究論文
- パブロフの犬■日本人のスタンダードグローバリゼーションの構造(木戸敏郎)
- 距離の美学■十九世紀イギリスの「エジプシャン・ホール」の展示をめぐって(金光陽子)
- 脱出寸前のポーズ■画像観察における闘争のベクトル(吉原直彦)
- ロラン・バルトの写真論における言語批判的要素について(松本健太郎)
- 「国際英語」ディスクール編成の記号学的考察(中西満貴典)
- 研究ノート
- 「モード」を構築/伝達するディスクール■日仏モード雑誌記事にみられるクリスチャン・ディオール「ニュールック」の複数化について(高馬京子)
- 知的映画から感覚的思考へ■エイゼンシュテインの詩学の転回点(大平陽一)
- 書評
- パース記号論の枠組を通して人間と宇宙の意味を探る■有馬道子著『パースの思想─記号論と認知言語学─』(藤本隆志)
- 評価と補足■山岡実著『「語り」の記号論』(北岡誠司)
- 発展するパース■笠松幸一・江川晃著『プラグマティズムと記号学』(有馬道子)
- 編集後記(吉岡洋)
全241頁
刊行年月 2003.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA62027495