- 記号学研究18『聲・響き・記号』
(1998年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- 記号、越境する記号■まえがきに代えて(森常治)
- 1
- ポスト・アカデミズムの記号論(ポール・プイサック 訳:工藤晋)
- 記号学と大学〈セミオ・リテラシーのために〉(石田英敬)
- 聲─自然と文化の接点 日本記号学会第一七回大会(一九九七年五月)特別講演(要旨)(川田順造)
- ■コラム
- 響きのサイエンス(大堀壽夫)
- 2
- ことばのはじまりにある「うた」(高橋悠治)
- 「隻」について(宮田まゆみ)
- 日本の伝統的な音色に象徴されるもの(茂子木潔子)
- 3
- 楽譜の哲学 序章─作曲家のメッセージを読みとる(清水研作)
- 記号の精神からの音楽の誕生(菅野盾樹)
- 美学と世界制作(塚本明子)
- ■コラム
- 記号の影(譲原晶子)
- 4
- ソビエト国家の「闘争の物語」の生成レトリック■一九二〇年代『プラウダ』紙のメーデーの社説の言説分析(高橋健一郎)
- 内言の自己意識と〈私〉(村上直樹)
- テーゼの祈り■言語的あいまいさによる「前社会的」抵抗(加藤恵津子)
- ある歴史的体験談のナラティプに見る〈声〉の葛藤■引用ストラテジーの言語人類学的考察(松木啓子)
- ファッションにおけるパロディー■ヴィヴィアン・ウエストウッドの場合(小野原教子)
- ■報告
- 国際記号学会報告(藤本隆志)
- ■書評
- かたちと言語■向井一太郎・向井周太郎著『ふすま』(栄久庵憲司)
- 編集後記
全254頁
刊行年月 1998.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35814996