- 記号学研究17『感覚変容の記号論』
(1997年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- 共通感覚と記号学■まえがきに代えて(森常治)
- 1
- 感党の組みかえと共振(中村雄二郎)
- 「判り易さ」とメディア・リテラシー(北村日出夫)
- 2
- 識字の匿名性(菊池久一)
- 触覚と美術■視覚障害者の造形を中心に(西村陽平)
- ろう者と視覚■手話における視線の分析を通して(市田泰弘)
- 網膜中心主義とは何か(小林昌康)
- ■コラム
- 言語としての「手話」■言語中心主義を越えて(菅野盾樹)
- 3
- 感覚統御の技法としての武道(内田樹)
- 身体・感覚・宗教■ボルネオ島の事例から(ト田隆嗣)
- 視覚変容の位相■遠近法と写真(犬伏雅一)
- 4
- エーコ対デリダ■パースの無限セミオーシス解釈(船倉正憲)
- 物語理論における「視点」再考(山岡質)
- 物語論再考■ポール・リクール「物語的自己同一性」に関するノート(山西奈美)
- 5
- 環境記号論、そのポストモダン(坂本百大)
- ■書評
- 『配号の氾濫』を読む■西前孝著『記号の氾濫─『緋文字』を読む』(赤祖父哲二)
- ロラン・バルトについての小論■鈴村和成『バルト─テクストの快楽』を読みて(森常治)
- 行動・物語・自己ー〈主体〉の再生は可能か■ポール・リクール著、久米博訳『他者のような自己自身』(菅野盾樹)
- 編集後記
全218頁
刊行年月 1997.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA30350311