- 記号学研究16『多文化主義の記号論』
(1996年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- 〈マルテイカルチャリズム〉と記号学■まえがきに代えて(森常治)
- 1
- 内なる多文化(赤祖父哲二)
- 多文化主義をめぐる覚え書き■ポスト冷戦時代における知識と文化の運命について(室井尚)
- 多文化主義をめぐって(吉岡洋)
- 2
- 脱・アジアサット圏(上田信)
- 一九四〇年代の台湾文壇と多文化主義(垂水千恵)
- 音幻・雑色・越境・辺鼓(抄)■「亜細亜圏」周航暢想(夏剛)
- ■コラム
- 実存と多文化主義(森本浩一)
- 3
- メディアとクラプについて■同質性と異質性(松岡正剛)
- ネイティヴになる方法(今福龍太)
- 「東洋」の発見とオリエンタリズム(萎尚中)
- 4
- 多文化主義と博物館■グローパリゼーション時代における他者に関する言説(ヤン・N・ピータース 訳:室井尚)
- 5
- マンガの語りにおける視点とその決定図としての内語(笹本純)
- ディスコースと言語差別■性差別のイデオロギー機構(中村桃子)
- ■書評
- 完全言語の記号論■ウンベルト・エーコ著、上村忠男・康石正和訳『完全言語の探求』(磯谷孝)
- 非意味のありか■菅野盾樹著『いのちの遠近法一意味と非意味の哲学』(久米博)
- ことば・いのち・ちから■有馬道子著『ことばと生命』(平賀正子)
- 編集後記
全220頁
刊行年月 1996.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14155350