- 記号学研究11『かたちとイメージの記号論』
(1991年4月)
東海大学出版会
【主要目次】
- まえがき(坂本百大)
- 1
- 現代─その形とイメージ(赤祖父哲二)
- 知の「体制」からの離脱■知のメディアの新たな開発へ(増成隆士)
- メタファ一変身譚(赤祖父哲二)
- 考古学と記号論(上野佳也)
- 伝説─〈かたち〉と〈イメージ〉(宮廻和男)
- 視覚世界のパラダイム・シフト(三田村畯右)
- ノーフォク地方のビレッジサイン(西川潔)
- 文法構造の類像性■「かたち」の言語学へ(大堀俊夫)
- 詩のことば■色と形(有馬道子)
- 自伝的自我のかたちとイメージ■記号としての/わたし/(船倉正憲)
- イメージとしての性■言語と性差研究から(中村桃子)
- 2
- リファテール詩論における解釈項について(J・A・F・ホプキンズ)
- ナラトロジー・トポロジー・ガリヴァー(上田仁志)
- 想像力とシムボル■コウルリジにおける「創造と表現」の問題(広瀬友久)
- ドン・キホーテの記号論■前篇題八章を中心に(山田真史)
- 〈時空(クロノトポス)〉論としての〈対話〉主義■バフ賃理論の射程を求めて(中村渉)
- “読者”によるレクチュール生成論■テキスト分析法試論(飯田雅章)
- 情報の定義について■J・J・ギブソンの投げた石(嶋田厚)
- ■いま記号学を問う
- いま記号学を問う(平井正)
- 文化の基礎科学としての文化記号論(磯谷孝)
- 記号学の新しい潮流(坂本百大)
- 記号論のフィールドなんてあるのだろうか?(室井尚)
- 「声」と記号論(菊池繁夫)
- マーケティング・セミオティクスの夢(青木貞茂)
- ■いま記号学を問う
- 指標性(トーマス・A・シビオク)
- ■書評
- 平井啓之の「了解」■平井啓之『テキストと実存』(川中子弘)
- 祝祭の現在■アルフレッド・シモン著、岩瀬孝監修、佐藤実枝・伊藤洋・沖田吉穂・梅本洋一訳『記号と夢想─演劇と祝祭についての考察』(磯谷孝)
- 風間喜代三著『ことばの身体誌』・尼ヶ崎彬著『ことばと身体』(東山安子)
- 編集後記
全322頁
刊行年月 1991.4
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06290033