- 記号学研究10『トランスフォーメーションの記号論』
(1990年5月)
東海大学出版会
【主要目次】
- まえがき(坂本百大)
- 『ドグラ・マグラ』と物語分析(原田邦夫)
- パロディ妖変 テクスト次元でのトランスフォーメーション(宮廻和男)
- メタファ一変身譚(赤祖父哲二)
- 『内なる外』または「外なる内」■ケネス・パークの弁証法的比喰論(中村渉)
- 作者のトランスフォーメーション■記号としての〈私〉(瀬口哲夫)
- 芸術の創造的原理としての変形について■トランスフォーメーションとメタモルフォーシス(磯谷孝)
- 社会科学理論におけるトランスフォーメーション(笠松幸一)
- 人工知能と記号主義(黒崎政男)
- 人工哲学者の可能性(戸川隼人)
- ハイパーテキストの問題(内田種臣,石田英次)
- 〈情報〉宇宙論序説■SFからバイオロジクス/ニューロポリティクスへ(室井尚)
- 動物言語から人間言語へ(山口光)
- 直感的推論のヒューリスティックスとしての比織の機能■提喩・換喩に基づく社会的推論の分析(楠見孝)
- 会計記号■経済と言語の媒介(石井薫)
- 『ミドルマーチ』における換喰の修辞学(菊池繁夫)
- 宇宙のアナグラム・宙空のアラベスク■マラルメの『骰子一擲』序論・〈形象の変容と思惟的像〉(宗像衣子)
- 自然・精神・言語■コウルリジの言語思想(広瀬友久)
- ■特別寄稿
- シュール・レアリスムの記号論■一九二〇、三〇年代のチェコ・アヴァンギャルドの世界(トマス・ウィナー/山中桂一訳)
- ■書評
- ソール・A・クリプキ著、八木沢敬、野家啓一訳『名指しと必然性』(田島節夫)
- 永井成男・和田和行著『記号論─その論理と哲学』(笠松幸一)
- 編集後記(森常治)
全292頁
刊行年月 1990.5
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN0471074X