- 新記号学叢書[セミオトポス]第1巻『流体生命論』
(2005年4月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- 新記号論叢書[セミオトポス]創刊によせて(室井尚)
- Ⅰ 流体生命論
- 流体生命論に向けて ──野口三千三『原初生命体としての人間』を手がかりに(吉岡洋)
- 〈キレイ〉が地球を破壊する ──原初生命体からの視点(藤田紘一郎 聞き手:吉岡洋)
- 時代の曲り角に怪物が立つ ──野口体操と舞踊的身体(麿赤兒 聞き手:立花義遼,吉岡洋)
- 液状世界論 ──流体/身体/文化──(室井尚)
- 記号論的生物像 ──生物主体の三項構造(川出由己)
- ミミズのように生きること(中村方子 聞き手:吉岡洋)
- 記憶、身体配列(ゲスト:菅原和孝 出席者:安藤泰彦,稲垣貴士,小杉美穂子 司会:吉岡洋)
- 「ものわすれ」はどのようにしておこるか ──その認知的特質(有馬道子)
- 鶏と人間 ──概念の変異(木戸敏郎)
- Ⅱ 記号論の諸相
- 政党の政治コミュニケーションの訴求力 ──ポスター広告「カイ党宣言、自民党」をめぐって(奥田博子)
- 論証の装置としてのステレオタイプ ──フランス新聞における日本のモードの表象を通して(高馬京子)
- おわりに(吉岡洋)
A5判並製220頁 定価:本体2,800円+税
初版年月日 2005.4.25
ISBN 978-4-7664-1150-8