- 記号学研究4『シニフィアンス: 意味発生の現場』
(1984年6月)
北斗出版
【主要目次】
- まえがき
- 象徴体系としての錬金術自然の記号学へ(伊東俊太郎)
- カオスと(としての)言語─丸山圭三郎氏への手紙(立川健二)
- ノンセンス症候群─そのシニアイアンス過程における位置(松島征)
- 意味の生成・時間の生成(大津真幸)
- 禁忌と意味生成─レヴィ=ストロースその可能性の中心(小田亮)
- 映像言語における幻想的なものの意味生成(平井正)
- 〈現前の記号学〉解体への序論(丸山圭三郎)
- コンテクスト依存性と意味作用の相対性(池上嘉彦)
- 「私的言語」と自我(滝浦静雄)
- 不可視の法/不可視の権力─H. L. A. Hartの法理論とその彼方(橋爪大三郎)
- 隠喰と詩の誕生(赤羽研三)
- 吉行淳之介「鞄の中身」から夢・その生成過程(関根英二)
- カミュのエクリチュールとシーニュ─「背教徒」と「転落」のテクスト分析(立花規矩子)
- 探偵小説あるいは変形した民話の物語(山田真史)
- 日本思想における「永遠の今」─無の場所とシニフィアンス(磯谷孝)
- 身振りの謂査に関する方法論的考察(東山安子,ローラ・フォード)
- ■記号学のパースペクティプ
- 文学の記号論の諸問題─その条件と可能性(滝田文彦)
- アメリカ記号学の動向(土屋俊)
- 編集後記
全292頁
刊行年月 1984.6
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN01197427