- 記号学研究13『身体と場所の記号論』
(1993年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- 開かれた記号学を目指して■まえがきに代えて(久米博)
- 1 「曖昧」の記号論
- 音声によらない言語伝達の形式における曖昧さをめぐって■西アフリカ・モシ族の太鼓言葉を中心に(川田順三)
- 「曖昧」の記号論■その論理と哲学(坂本百大)
- 2 身体と場所の記号論
- 情報と場所■「ここではないどこか」をめぐって(室井尚)
- 身体/テクスト/場(船倉正憲)
- 「ツイン・ピークス」のトポグラフィー(立花義遼)
- 画家のアトリエ(薮野健)
- ファイバーアートにおける身体性と場所(田中秀穂)
- 石の記憶■道具からノーションへ(鈴木麻里)
- 3
- 生命のかたちとしての言葉(有馬道子)
- 「語り」のレトリック■「没個性的」語り手のアイデンティティをめぐって(山岡實)
- 選挙競争■国会開設期にみる選挙のレトリック(吉岡公美子)
- 記号としての装飾■イスラム装飾とパースの記号論(小林昭世)
- 琉球処分絵の記号論(大城宣武)
- 儀式の創造性■カトリックのミサと茶道における変更(加藤恵津子)
- ■報告
- 「東アジア記号学会」に出席して(坂本百大)
- ■書評
- この偉大なるホメオスタシス■篠田浩一郎著『ロラン・バルト─世界の解読』(森常治)
- 隠喩的なるものをめぐって─あるいは、メタフォアとリアリティ—■久米博著『隠喩論─思索と詩作のあいだ』(磯谷孝)
- 意識と夫婦同姓■中村桃子著『婚姻改姓・夫婦同姓のおとし穴』(有馬道子)
- 編集後記
全254頁
刊行年月 1993.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN08980393