- 記号学研究3『セミオーシス: 文化のモデュール』
(1983年4月)
北斗出版
【主要目次】
- まえがき(川本茂雄)
- 「モデュール」によせて(川本茂雄)
- レヴィ=ストロースの神話の範式について(田島節夫)
- 記号学の二つの形態─数学的構造と論理的構造(山下正男)
- 逆隠喩(佐藤信夫)
- 語の意味の構成要素とその具現について─日本語の上下移動動詞を例に(長嶋善郎)
- 夢と物語記号論(久米博)
- 「暗黙知」の記号論的読解─そして「勘」について(磯谷孝)
- 「人間の環境世界」「記号学」によるフォン・ユクスキュル「環境世界説」の読み取り(林みどり)
- 作動する言語とプロセスとしての読啓─リクールとパフチンを手掛かりとして(室井尚)
- ポール・リクールのメタファー論の問題点─Tension Theoryをめぐって(門内輝行)
- 文学における記号現象(セミオーシス)─カミュの「異邦人」の記号学的読解(立花規矩子)
- 顔を読む(立花義遼)
- 日米の文化的視点からみた身振りの一分類法(東山安子,ローラ・フォード)
- 〈荒神鎮め〉儀礼の分析─いざなぎ流の宇宙論ノート(小松和彦)
- 地名について─ステラ・柳田国男・ビュトール(東野芳明)
- ■記号学のパースペクティプ
- 書評─赤祖父哲二著『日本のメタファー』(森常治)
- 書評─石原岩太郎著『意味と記号の世界』(橋爪大三郎)
- 書評─富山太佳夫著『テキストの記号論』(赤祖父哲二)
- 書評─川本茂雄他編『講座記号論』3巻、4巻(難波和彦)
- 編集後記(川本茂雄)
全242頁
刊行年月 1983.4
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN01197347