- 叢書セミオトポス7『ひとはなぜ裁きたがるのか: 判定の記号論』
(2012年5月)
新曜社
【主要目次】
- 刊行によせて(吉岡洋)
- ひとはなぜ裁きたがるのか─判定過剰の現在と判定の変容(前川修)
- I 判定の思想をめぐって─《最後の審判》から生命の判定まで
- 判定の思想─《最後の審判》から生命の判定まで(岡田温司)
- 対論 判定の思想をめぐって(岡田温司・檜垣立哉)
- 対論を終えて(檜垣立哉)
- II 揺れる法廷?─メディア・言葉・心理
- 裁判員制度における判定─集団意思決定の観点から(藤田政博)
- 「言葉」から見た裁判員制度(堀田秀吾)
- 裁判員制度における判定の論理─メディアの観点から(山口進)
- 討議 裁判員制度における〈判定〉をめぐって(藤田政博・堀田秀吾・山口進)
- III スポーツにおける判定をめぐって
- 近代スポーツの終焉?─判定の変容、裁かれる身体の現在(稲垣正浩)
- 対論 スポーツの危機?/判定の危機?(稲垣正浩・吉岡洋)
- IV 記号論の諸相
- 杜鵑の聞き方─「リヒト」バッシングの分析(木戸敏郎)
- 自然的記号と対称性─自然科学におけるシンメトリー(坂本秀人)
- 研究論文 ミラン・クンデラの『冗談』とファウスト・モチーフの関係性─数字と名前のシンボル分析(渡辺青)
- 研究論文 折口信夫の言語伝承考(岡安裕介)
- あとがき(前川修)
A5判並製244頁 定価:本体2,800円+税
発売日 2012.5.18
ISBN 978-4-7885-1294-8
新曜社
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1294-8.htm
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