- 新記号学叢書[セミオトポス]第3巻『溶解する[大学]』
(2006年5月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- Ⅰ グローバリゼーションと知の変質
- 大学の溶解、文化の自殺(吉岡洋)
- グローバル化と大学知の危機 ──『アメリカの階梯』を通して(西垣通)
- Ⅱ 大学〈改革〉を越えて
- 大学の未来 ──新たな改革モデルを求めて(内田樹,金子郁容,室井尚 司会:吉岡洋)
- Ⅲ 大学の〈今〉を語る
- 混乱をめぐる記号の消費(外山知徳)
- 大学と実践 ──「危機」の本質とその脱出口(水島久光)
- <溶解する大学>の現状・断章(榑沼範久)
- 大学の匂い(島本浣)
- Ⅳ 〈大学〉は何処へ行くのか
- 大学の未来 ──新たな改革モデルを求めて(内田樹,金子郁容,室井尚 司会:吉岡洋)
- V 記号論の諸相
- パース記号論によるフラメンコ分析の試み(松本明子)
- 〈顔〉の記号論の可能性 ──メディオロジー的接近の試み(西兼志)
- “パンドラの壷”の中味 ──ソシュールの『一般言語学講義』に準拠して「東大寺献物帳」を解読する(木戸敏郎)
- [研究ノート]情報デザインとしての字形論のための覚え書き(阿部卓也)
- [研究ノート]二つの「延長」概念からみた人間観 ──丸山圭三郎の記号学を起点として──(松本健太郎)
- あとがき(吉岡洋)
A5判並製216頁 定価:本体2,800円+税
初版年月日 2006.5.25
ISBN 978-4-7664-1256-7