- 新記号学叢書[セミオトポス]第5巻『写真、その語りにくさを超えて』
(2008年5月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- 序 記号学の新たな胎動が聴こえる(菅野盾樹)
- Ⅰ フォトグラファー・オン・フォト
- 自作を通して語る細江英公の球体写真二元論(細江英公)
- 石内都・負からはじまる写真(石内都 聞き手:吉岡洋)
- Ⅱ 「写真を見る」ということ
- ウォルトンの写真論をめぐって
- ⅰ ケンドール・ウォルトンの透明性テーゼとリアリズム的写真観(河田学)
- ⅱ 演じることと見ること(清塚邦彦)
- ミルマニアの視点 ──写真は何次元か?(池田朗子+小林美香)
- ウォルトンの写真論をめぐって
- Ⅲ 写真論のトポグラフィ
- 写真の語りにくさ ──写真論の現在(前川修)
- スティーグリッツの「沈黙」(犬伏雅一)
- 発明か発見か ──写真の黎明期における言説編成の力学(青山勝)
- ラウンドテーブル「写真研究のトポグラフィ ──写真の語り難さについて」討議報告(小池隆太)
- Ⅳ 記号論の諸相
- 日本における「ヒロシマ」と「ナガサキ」 ──記憶の抗争(奥田博子)
- 「日本人論」としての記紀論と津田左右吉(一瀬陽子)
A5判並製226頁 定価:本体2,400円+税
初版年月日 2008.5.25
ISBN 978-4-7664-1532-2