- 記号学研究14『生命の記号論』
(1994年3月)
東海大学出版会
【主要目次】
- 言語中心主義から言語相対主義へ■まえがきに代えて(久米博)
- 1 生命観の変貌
- 生命・関係性・形態(吉岡洋)
- 生命の基礎としての分子の記号作用(川出由己)
- 生命記号論─序説(坂本百大)
- 生におけるロークス・ミノーリス■藤枝静男論(小林昌廣)
- 2 生命・AI・物語
- シンポジウム「生命・AI・物語」を終えて(室井尚)
- 情報編集としての物語を考える(高橋秀元)
- 「作ってなんぼ」のナラトロジ(竹内郁雄)
- 物語の中の性と生死と規範について(北岡誠司)
- 3 生命の二重構造■生命圏と記号圏(船倉正憲)
- 4
- 原書の比喩としての〈換喩〉(菅野盾樹)
- パースと記号過程・認知・自己意識(江川晃)
- 文字の記号学■アラビア数字の神経心理学的考察(田村至)
- 『白鳥の湖』と『鷺娘』■白鳥乙女はいかにして超越するか(上村くにこ)
- 記号ゲームとしての茶会■いかにして道具は語るか(加藤恵津子)
- 竹と壷の象徴するもの■茶の湯において(泉市滋三郎)
- 5
- The possibility of an East Asian Semiotics(Hyakudai Sakamoto)
- ■書評
- 文化記号論の基礎固め■脇本豊・川島淳夫・高橋由美子編著『記号学小辞典』(磯谷孝)
- ふたつのキーワードによる知の予言群■室井尚・吉岡洋共著『情報と生命』(小林昌廣)
- 丸山哲学をめぐる十五の論攷■加賀野井秀一・前田英樹・立川健二『言語哲学の地平─丸山圭三郎の世界』(磯谷孝)
- Sapir Revisited ■平林幹郎著『サピアの言語論』(佐久間晶子)
- テレビ記号論のために(土屋健)
- 編集後記
全270頁
刊行年月 1994.3
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10609263