- 記号学研究9『都市/建築/コスモロジー』
(1989年5月)
東海大学出版会
【主要目次】
- まえがき(坂本百大)
- ■シンポジウム
- 作相対としての建築と都市■コスモロジーをめぐって(市川浩,原広司,伊東豊雄,毛綱穀曠)
- 都市と近接性(吉岡洋)
- 都市と身体の変容(室井尚)
- 対都市─ペテルスブルグ・モスクワ(大石雅彦)
- 都市のシンボルとしての城■都市景観論から(瀬口哲夫)
- 建築の機能へのアプローチ(外山知徳)
- ■特別寄稿
- グスタフ・シュペートとプラハ学派■言語研究の概念枠(ピーター・スタイナー)
- 十七・十八世紀イギリス言語思想の記号をめぐる展開■ロックとハリス(広瀬友久)
- 言葉と知の生成■コンディヤックにおける記号の概念について(内藤俊人)
- 文学テクストのコスモロジー■p/b:ポーの館(菊池繁夫)
- ヴァレリー言語思想の一面■言語活動における「移行性」と異質性(天野利彦)
- シニフィアンをめぐるテクスト分析■ことば(ランガージュン)と無意識の関係(立花規矩子)
- 日常会話モデル■言語と非言語を組み込んだIntegrate approachの立場(東山安子)
- フェミニズムと言語(中村桃子)
- 悲劇と喜劇の物語論的一考察(川中子弘)
- ■記号学のパースペクティブ
- 記号学国際研究所(仮称)について(山口昌男)
- ■書評
- 田島節夫著『現象学と記号論』(藤本隆志)
- 渡辺眞著『造形芸術の記号論─作品と解釈』(嶋田厚)
- 室井尚著『メディアの戦争機械─文化のインターフェース』(久米博)
- E・ヴァルター著、向井周太郎・菊池武弘・脇坂豊訳『一般記号学─パース理論の展開と応用』(大沢秀介)
- P・スタイナー著、山中桂一訳『ロシア・フォルマリズム─ひとつのメタ詩学(磯谷孝)
- 編集後記(久米博)
全287頁
刊行年月 1989.5
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03496586