- 新記号学叢書[セミオトポス]第2巻『ケータイ研究の最前線』
(2005年12月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- はじめに(室井尚)
- Ⅰ モバイル・フューチャー
- パソコン通信からケータイへ ──ネット・コミュニティの変貌(大澤真幸,山川隆 コメンテーター:佐久間信行 司会:室井尚)
- ケータイとTV ──通信と放送の融合をめぐって(佐野徹 聞き手:水島久光,室井尚)
- ケータイとユビキタスコンピューティング ──端末と環境の関係をめぐって(北川高嗣 聞き手:水島久光,室井尚)
- ケータイというメディア ──「融合」の微分学(水島久光)
- Ⅱ ケータイ研究カレイドスコープ
- モバイルメディアの考古学(エルキ・フータモ 吉岡洋:訳)
- 日本・韓国・米国のケータイ事情(山條朋子,齋藤豪助)
- 認知科学者から見たケータイ(原田悦子 聞き手:室井尚)
- 「やましさ」のイデオロギー ──性の記号としてのケータイ(藤本憲一)
- Ⅲ ケータイとマクルーハン
- マクルーハンとケータイ(立花義遼)
- ケータイのテトラッド(小池隆太)
- マクルーハン、社会空間、ユーザー ――ケータイのメディア文化論(粟谷佳司)
- Ⅳ 記号論の諸相
- 他者の表象と自己の再構築 ──『ラスト サムライ』(二〇〇三)における「日本人」の映像と「アメリカ人」の再構築(池田淑子)
- 規範譜としてのラバン舞踊記譜法とその展開(譲原晶子)
- あとがき(室井尚)
A5判並製264頁 定価:本体2,800円+税
初版年月日 2005.12.23
ISBN 978-4-7664-1226-0