- 新記号学叢書[セミオトポス]第4巻『テレビジョン解体』
(2007年5月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- Ⅰ テレビジョン再考
- テレビ記号論とは何か(石田英敬)
- ジャンルの約束(フランソワ・ジョスト)
- 「ジャンルの約束」解題 ジャンルの掟 ──「契約」の限界から「接触」の可能性へ(西兼志)
- 日本におけるテレビ分析の試みと課題(小林直毅)
- 運動、情動、身体 ──メディア研究の方法論的転換に向けた一試論(伊藤守)
- Ⅱ 技術の融合とテレビの解体
- テレビと技術 ──テレビジョン分析の現在(水島久光)
- 放送と通信技術 ──融合の最前線(川森雅仁,林正樹,佐野徹 司会:境真理子)
- 放送番組研究とアーカイブの課題について ──フランスINAとINAthequeに学ぶ(ロドリグ・マイヤール+原由美子)
- Ⅲ 記録と記憶──テレビと人間
- 記録と記憶 ──“ヒロシマ”を巡る諸問題(水島久光)
- 記録と記憶 ──ドキュメンタリーとテレビ的情報空間(桜井均)
- ドキュメンタリーとテレビの未来(金平茂樹,港千尋 聞き手:水島久光)
- ヒロシマ ──ネオTV時代のドキュメンタリー(西兼志)
- Ⅳ 記号論の諸相
- スペクタクル社会における視的欲動について ──ラカン理論からの検討(上尾真道)
- TV記号とバーチャルリアリティ(江川晃)
- [研究ノート]批評を構築するレトリック ──仏メディアにおける日本人デザイナーの記事分析を事例に(高馬京子)
- あとがき(水島久光)
A5判並製248頁 定価:本体2,400円+税
初版年月日 2007.5.25
ISBN 978-4-7664-1381-6