- 新記号学叢書[セミオトポス]第6巻『いのちとからだのコミュニケーション』
(2011年5月)
慶應義塾大学出版会
【主要目次】
- はじめに(吉岡洋)
- 第Ⅰ部 いのちとからだとコミュニケーション
- 「いのち」と「からだ」の“記号学的回復”に向けて(水島久光)
- からだといのちを認識することについて(小林昌廣,今井裕,有賀悦子,近藤卓)
- 医療情報とその社会的共有(小林広幸,牧田篝,長谷川聖治,水島久光)
- 第Ⅱ部 感性的空間としての病院
- 医療・芸術・メディアアート(吉岡洋)
- 病院アートの実現 ──井野病院物語(小林昌廣)
- インタビュー 映画『精神』をめぐって(水島久光+想田和弘)
- 第Ⅲ部 医療と記号学の対話
- 生命記号論的医学 ──ScienceとArtの二項対立を超えて(棟方充)
- 生物存在の構造 ──唯物機械論生命観を超えて(川出由己)
- 〈医療の記号論〉のための研究覚書(菅野盾樹)
- 第Ⅳ部 記号論の諸相
- [研究ノート]機械人間は二度あらわれる ──まんが・アニメ的リアリズムにおける「人間」の記号論(久保明教)
- [研究ノート]パースと生態心理学 ──生態記号論のために(佐古仁志)
- 差別表現とメタファー ──容器・武器・鏡・自然としての言語(林原玲洋)
- 「接続される私」と「表象される私」 ──コンピュータ・ゲームをめぐる記号論的・メディア論的考察の可能性(松本健太郎)
- 記号解釈者としての生命とシステムの階層性 ──生命記号論における記号論的次元の基礎付け(西田洋平)
- あとがき(水島久光)
A5判並製284頁 定価:本体2,400円+税
初版年月日 2011.5.20
ISBN 978-4-7664-1844-6