3月12日に、日本記号学会研究プロジェクトの一環として
開かれる講演会のお知らせです。
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翻訳論研究会講演会(日本記号学会研究プロジェクト)
「翻訳の記号論:世界を多様化する変換過程について」
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日時:2011年3月12日(土)16:00〜18:00
※13:00よりワークショップ開催(詳細は下記)
場所:大阪大学豊中キャンパス待兼山会館会議室
http://chizuz.com/map/map51932.html
入場無料/事前登録不要
講演者 菅 啓次郎(明治大学大学院理工学研究科教授)
小山 亘 (立教大学異文化コミュニケーション研究科教授)
〈翻訳する〉という営みはそれを行う精神に、言語間に、そして世界に何を引き起こすのか。
〈翻訳〉という記号現象を一種の還元作用としてではなく、「異言語・異文化を結び、変換し、その変換過程において多様性を生み出していく営み」として考える場にしたいと思います。形式的に整った講演よりも、ブレインストーミング的にいろんなアイデアが飛び交う場になればと思います。
○講演者プロフィール
菅啓次郎(すが けいじろう)
明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教授
著書:『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、『オムニフォン』、
『コヨーテ読書』ほか。
訳書:エドゥアール・グリッサン『〈関係〉の詩学』など、
仏・西・英語からの多数の訳書がある。
小山亘(こやま わたる)
立教大学異文化コミュニケーション研究科教授
著書:『記号の系譜 社会記号論系言語人類学の射程』
訳書:『記号の思想 現代言語人類学の一軌跡?シルヴァス
ティン論文集』ほか。
※当日は大阪大学入試試験日ともなっています。車での入校は難しいと思いますので、公共機関の利用をお願いします。
また、講演会開催前に学生によるワークショップを企画しています。講演の前座のようなものなので、こちらもお気軽にご参加ください。
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ワークショップ
「哲学・記号論において〈翻訳〉をどのように問題化するか?」
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提題者:小林卓也、小倉拓也、山森裕毅
日時:同日(2011年3月12日(土))13:00〜15:00
場所:同会場(大阪大学豊中キャンパス待兼山会館会議室)
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