第２８回大会「遍在するフィクショナリティ」

日本記号学第28回大会が５月１0,１1日の両日、京都大学文学部で開催されます。統一テーマ「遍在するフィクショナリティ」に関するシンポジウムを予定しています。シンポジウム、個人研究発表の詳細プログラムについては、こちらのプログラムをご参照ください。

日本記号学会第２８回大会
遍在するフィクショナリティ

大会プログラム（PDF, 4MB）

期日：　２００８年５月１０日(土) ,１１日(日)
会場：　京都大学文学部　（京都市左京区吉田本町）

プログラム

5月10日（土）
12:30	開場・受付開始
12:30‐13:30	理事会・編集委員会
13:30‐14:00	開会の辞・総会

14:00‐14:10	実行委員長挨拶 …… 吉岡洋［大会実行委員長・京都大学］
14:10‐14:30	基調報告「遍在するフィクショナリティー」 …… 河田学［企画者代表］
14:30‐17:30	シンポジウム・「すべての女子は《腐》をめざす─ＢＬとフィクショナリティーの現在」
	清田友則［横浜国立大学］×永久保陽子［『やおい小説論』著者］＋他大会参加者
	司会：室井尚［横浜国立大学］
18:00‐20:30	懇親会〔京都大学本部構内「カンフォーラ」〕

5月11日（日）
9:30	開場
10:00‐11:00	研究発表
分科会1	司会：有馬道子［京都女子大学］
	「生態心理学の新たな基礎付けに向けて—パース記号論的観点から」 …… 佐古仁志［大阪大学大学院］
	「パースの情報記号学序説」 …… 江川晃［日本大学］
分科会2	司会：小池隆太［米沢女子短期大学］
	「現代フランスにおけるソシュールの再評価に関する一考察」 …… 小林卓也［大阪大学大学院］
	「ラカンの精神分析における現実の構成」 …… 野口亮［京都大学大学院］
11:15‐12:15	研究発表
分科会1	司会：室井尚［横浜国立大学］
	「差別表現をめぐる議論のメタファー分析」 …… 林原玲洋［神奈川人権センター］
	「文化としてのロボット／科学としてのロボット—テクノロジーをめぐる象徴的思考の働きについて」 …… 久保明教［大阪大学大学院］
分科会2	司会：岡本慶一［東京富士大学］
	「フィクションと創造性について」 …… 渡辺青［東海大学大学院］
	「Ｋ.シュトックハウゼン作曲『リヒト』にみる古典の脱構造と伝統の再構造化による創造のメカニズム」 …… 木戸敏郎［京都造形芸術大学］
13:30‐15:00	対論「映像とフィクショナリティー─ドゥルーズとベンヤミンをめぐって」
	前川修［神戸大学］×檜垣立哉［大阪大学］
	司会：菅野盾樹［大阪大学名誉教授・東京工業大学・日本記号学会会長］
15:15‐17:30	シンポジウム・「物語を語ること、フィクションについて語ること」
	奥泉光［作家・近畿大学］×岩松正洋［関西学院大学］×石田美紀［新潟大学］
	司会：河田学［京都精華大学・京都造形大学非常勤講師］
17:30	閉会の辞