日本記号学会分科会 第2回「タイムマシン/タイムトラウヴェル」研究会
(視聴覚文化研究会共催)
「タイムマシン!−−デジタルメディアにおける時間の経験」
[概要]
2011年1月に第1回「タイムマシン/タイムトラヴェル研究会」が開催された。そこでは、「人文科学の知的見地からのタイムマシン/タイムトラヴェル研究」という目的の下、映画、小説、マンガにおけるタイムマシン/タイムトラヴェル表象に関する議論が重ねられた。つづく第2回「タイムマシン/タイムトラウヴェル」研究会では、射程をさらに広げ、メディア作家赤松正行氏をゲストに招聘し、作品制作実践、アートの営み、さらにはメディアと時間におけるタイムマシン/タイムトラヴェルを中心的課題にし、議論を展開していく。
(プログラム)
報告:岩城覚久(関西学院大学研究員)
プレゼンテーション:赤松正行(情報科学芸術大学院大学教授)
対談:赤松正行×吉岡洋(京都大学大学院文学研究科教授)
(日時・場所)
2011年2月11日 14時半〜
同志社大学今出川キャンパス至誠館S2教室
2011年5月14日・15日、日本記号学会第31回大会が東京の二松學舍大学(九段キャンパス)で開催されます。今回の大会では「ゲーム化する世界」をテーマとして掲げ、ゲーム的なものが私たちの世界観・共同性・表象化のあり方に浸みだしている様子を視野におさめながら、いまや日本を代表する文化産業となったテレビゲームについて多角的な観点から考察をすすめていきます。
現代のテレビゲームを、単なる娯楽の一分野として片づけることはもはやできません。テレビゲームを題材とすることは、そこから派生的に「人間とメディアの関係性」(テレビゲームは、人間と電子メディアとの現代的な関係を理解するうえでの格好の素材となりえるはずです)、「記号論とメディア論の関係性」(テレビゲームに対する没入体験は、音と映像による作品世界の表象という記号論的次元と、コントローラによる身体の延長というメディア的論次元との同調を前提として成立します)、「サイバースペースにおける他者との関係性、あるいは、そこで形成される共同性」(たとえばオンラインゲームが構成する仮想現実において、プレイヤーがアバターを介して他者と接触するという体験から生じるものもその具体例といえるでしょう)などの諸問題を考察するうえでも有効な視座を提示するものであるといえます。今回の学会では、テレビゲームという単なるひとつのメディウムの考察にとどまらずに、むしろそれを基点により広闊な視野を確保しながら、討議を様々なトピックへとひらいていきたいと構想しております。
大会当日には下記の三つのセッションが企画されております。また大会1日目夜には、千鳥ヶ淵を眼下に臨む高層階ラウンジでの懇親会も予定されています。会員の皆様、ふるってご参加ください。
大会チラシ(PDF 5.5MB)ダウンロード
大会プログラム(PDF 564kb)ダウンロード
日本記号学会第31回大会・開催情報
開催日:2011年5月14日(土)、15日(日)
開催会場:二松學舍大学九段キャンパス1号館
参加費:無料
セッションの概要
1日目:5月14日(土)
14:30-16:00 【セッション1】
「マイコンゲーム創世記」
三遊亭あほまろ(庶民文化研究家)、吉岡洋(京都大学)
16:15-18:15 【セッション2】
「オンラインゲームにおける共同性がもたらすもの」
香山リカ(立教大学)、田中東子(十文字学園女子大学)、小池隆太(米沢女子短期大学)
2日目:5月15日(日)
13:30-16:30 【セッション3】
「ゲームにおける身体の位置――時間/イメージ/インターフェイス」 吉田寛(立命館大学)、前川修(神戸大学)、河田学(京都造形芸術大学)、松本健太郎(二松學舍大学)
【研究発表】司会:水島久光(東海大学)
10:00-10:30 「パースにおける「進化」概念とその現代的考察」 佐古仁志(大阪大学)
10:30-11:00 「タイムトラヴェルの第三の眼?『ドラえもん』のタイムトラヴェル表象の分析を通じて」 松谷容作(神戸大学)
11:00-11:15 休憩
11:15-11:45 「H.G.ウェルズ『タイムマシン』における時間概念」 太田純貴(京都大学)
11:45-12:15 「ビデオゲームにおける二種類の意味」 松永伸司(東京芸術大学)
大会チラシ(PDF 5.5MB)ダウンロード
大会プログラム(PDF 564kb)ダウンロード
3月12日に、日本記号学会研究プロジェクトの一環として
開かれる講演会のお知らせです。
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翻訳論研究会講演会(日本記号学会研究プロジェクト)
「翻訳の記号論:世界を多様化する変換過程について」
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日時:2011年3月12日(土)16:00〜18:00
※13:00よりワークショップ開催(詳細は下記)
場所:大阪大学豊中キャンパス待兼山会館会議室
http://chizuz.com/map/map51932.html
入場無料/事前登録不要
講演者 菅 啓次郎(明治大学大学院理工学研究科教授)
小山 亘 (立教大学異文化コミュニケーション研究科教授)
〈翻訳する〉という営みはそれを行う精神に、言語間に、そして世界に何を引き起こすのか。
〈翻訳〉という記号現象を一種の還元作用としてではなく、「異言語・異文化を結び、変換し、その変換過程において多様性を生み出していく営み」として考える場にしたいと思います。形式的に整った講演よりも、ブレインストーミング的にいろんなアイデアが飛び交う場になればと思います。
○講演者プロフィール
菅啓次郎(すが けいじろう)
明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教授
著書:『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、『オムニフォン』、
『コヨーテ読書』ほか。
訳書:エドゥアール・グリッサン『〈関係〉の詩学』など、
仏・西・英語からの多数の訳書がある。
小山亘(こやま わたる)
立教大学異文化コミュニケーション研究科教授
著書:『記号の系譜 社会記号論系言語人類学の射程』
訳書:『記号の思想 現代言語人類学の一軌跡?シルヴァス
ティン論文集』ほか。
※当日は大阪大学入試試験日ともなっています。車での入校は難しいと思いますので、公共機関の利用をお願いします。
また、講演会開催前に学生によるワークショップを企画しています。講演の前座のようなものなので、こちらもお気軽にご参加ください。
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ワークショップ
「哲学・記号論において〈翻訳〉をどのように問題化するか?」
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提題者:小林卓也、小倉拓也、山森裕毅
日時:同日(2011年3月12日(土))13:00〜15:00
場所:同会場(大阪大学豊中キャンパス待兼山会館会議室)
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ポール・ブーイサック教授のセミナーを下記の案内のとおり開催しますので、ご案内します。
近々、『サーカス――アクロバットと動物芸の記号論』(中沢新一訳、せりか書房、1984)などでも知られるトロント大学の記号学者ポール・ブーイサック 教授が来日されます。 この機会に、小規模なセミナーを開催したいと思いますので、参加希望の方は吉岡までお知らせください。 メールアドレス hyshk56[at]me.com ([at]を@に置き換えてください) A Seminar on Semiotics with Prof. Paul Bouissac "The Epistemological Sustainability of Semiotics" 日時:2月13日(日) 14:30?17:00 場所:北仲スクール2階(横浜・馬車道) http://kitanaka-school.net/access.html 基本的に英語で行いますが、必要な場合できるかぎり解説・補助いたします。 日本記号学会会長 吉岡洋 |
研究プロジェクト企画募集の主旨
本会は人間諸活動における記号の働きを多様なアプローチの協働のもとに解明していこうという目的で設立され、以来28年にわたって活動を続けてまいりました。そうした伝統は現在でも継続され、さまざまな分野の研究者・実務家の方々が新規に入会されてきております。このような本会の特色を生かし、会員相互の交流を図り、多様な分野の専門知の協働という目的を達成していくこと、さらに日常的な活動を充実し、学会活動の活性化を図っていきたいという思いから、新たに「研究プロジェクト制度」を設けることとなりました。なお、本制度の原資としては、故川本茂雄氏(元会長。フランス語学、言語学)の遺族からゆだねられた基金(「川本基金」)を活用していきたいと考えております。研究プロジェクトの募集は下記の要項で行います。学会の活動に新しいエネルギーを注ごうとする意欲ある個人とグループによる積極的な応募を期待しております。
<研究プロジェクト企画募集要項>期限を問わず常時応募を受け付けます
1 研究プロジェクトのカテゴリー
A 個人研究プロジェクト助成 5万円程度
B グループ研究プロジェクト助成 10万円程度
A、Bとも、応募のあったプロジェクト案から理事会(審査委員会)による審査を経て、若干件を採用する。
2 助成する研究プロジェクトの内容(および会員等の参加)
論文執筆、ワークショップ、研究会、パフォーマンス、インスタレーション、講演会など。いずれも本研究プロジェクト企画の趣旨に沿ったものであること。講演会、シンポジウム、研究会などの企画の場合は本会会員間の交流の他、新規会員の獲得に資するような内容であること。なお、会員への告知は地域別(首都圏、関西圏、その他地域)会員宛に事務局からハガキで周知するほか、本会のホームページ上でも公開する。
3 研究成果の報告 プロジェクト案が採用された個人やグループは、研究プロジェクト終了後に研究成果を文書によって報告する。個人プロジェクトの場合、研究成果を研究大会における発表、論文の投稿などにより公開する。
4 応募締切はありません。 常時受付中です。
5 採否の決定 理事会(研究プロジェクト審査委員会)での審査を経て応募者(代表)に通知します。
6 応募用紙送付先 日本記号学会事務局(小池宛)
(〒992-0025 山形県米沢市通町6-15-1
山形県立米沢女子短期大学小池研究室内 日本記号学会事務局
TEL&FAX:(0238)22-7261 メール: koike.ryuta[at]nifty.com )
7 応募の資格 本会会員。グループの場合はメンバーのうち半数以上が本会会員であること(なお、会員であっても当該年度までの会費未納である場合は会費を払った上で応募してください)。
応募用紙・研究成果報告書は本会ホームページからダウンロードするか、事務局まで請求してください。
日本記号学会分科会
特集「タイムマシン/タイムトラウヴェル」
日本記号学会分科会—特集「タイムマシン/タイムトラヴェル」—
(共催:視聴覚文化研究会)
日時:2011年1月29日(土)14時〜18時
場所:京都大学文学部新館 第六講義室
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/
当日スケジュール[1月29日(土)]
○14:00-14:30
研究発表
・加藤隆文(京都大学大学院)「不死性の問題—
○14:45-18:00
特集「タイムマシン/タイムトラヴェル」研究報告+ディスカッション
(司会:岩城覚久(関西学院大学大学院研究員))
研究報告
・ 太田純貴(京都大学大学院/日本学術振興会特別研究員(DC2))
「タイムマシン/タイムトラヴェルにおける身体—H.G.ウェルズ『タイムマシン』を中心に」
・ 松谷容作(神戸大学大学院/神戸大学人文学研究科学術推進研究員)
「タイム・トラヴェルの空間性:見えざる第三の眼」
・ 吉岡洋(京都大学大学院)
「タイムトンネル試論—時間移動の表象不可能性をめぐって—」
連絡先:京都大学大学院文学研究科美学美術史学研究室
電話番号(075-753-2752)
インディアナ大学のパース・エディシオン・プロジェクト ディレクターであり、同大学アメリカ思想研究所ディレクター、2014年に開催予定のパース国際学会のオーガナイザーでもあるアンドレ・ドゥ・ティエンヌ教授の講演が京都大学で行われます。本講演会は、京都大学文学研究科哲学研究室の主催、日本記号学会の共催で行うことになりました。ぜひ、ご参加ください。
Prof. Andre DeTienne (Indiana University)
“パースにおける「哲学にとって基礎的なもの」”
アンドレ・ドゥ・ティエンヌ教授(インディアナ大学)
日時:6月18日(金) 15:00 — 17:30
場所:京都大学大学院文学研究科 新館第2講義室
講義は英語で行われます。
主催:京都大学大学院文学研究科 哲学研究室
共催:日本記号学会
リトアニアで11月に開催されるシンポジウムの発表者募集を会員の高馬京子さんから頂きましたので、ご案内します。
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日本記号学会第30回大会が5月8、9日の両日、神戸大学瀧川記念学術交流会館で開催されます。「判定」の記号論を統一テーマにシンポジウムを予定しています。シンポジウム、個人研究発表の詳細プログラムについては、こちらのプログラムをご参照ください。
日本記号学会第30回大会
「判定」の記号論
大会ポスター(PDF, 800kb)
大会プログラム(PDF, 1MB)
日程: 2010年5月8日(土) ,9日(日)
会場: 神戸大学瀧川記念学術交流会館 (神戸市灘区六甲台町1-1)
(アクセスマップをご参照くださいhttp://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/bun-ri-nou.htm)
1日目:5月8日(土)
13:00 【開場・受付開始】 瀧川会館2階大会議室
13:30 【開会の辞・総会】14:00−14:15 【実行委員長挨拶・問題提起】 前川 修(神戸大学・芸術学)
14:30−17:30 【セッション1】 瀧川会館2階大会議室
揺れる法廷?——裁判員制度における〈判定〉——
「裁判員制度における判定——集団意思決定の観点から」
藤田 政博 (関西大学・法心理学、社会心理学)
「『ことば』から見た裁判員制度」
堀田 秀吾(明治大学・法言語学、理論言語学)
「裁判員制度に見る判定の論理——メディアの観点から」
山口 進(朝日新聞GLOBE副編集長)
+神戸大学大学院教育改革プロジェクト(協賛)
18:00 懇親会 瀧川会館1階食堂
2日目:5月9日(日)
10:00−11:00 研究報告
11:15−12:15 研究報告
13:30−14:40 【セッション2】 瀧川会館2階大会議室
判定の思想——《最後の審判》から生命の判定まで——
岡田温司(京都大学・美術史)×対論者 檜垣立哉(大阪大学・哲学)
15:05−16:25【セッション3】瀧川会館2階大会議室
近代スポーツの終焉?——判定の変容、裁かれる身体の現在——
稲垣正浩(「ISC・21」主幹研究員/神戸市外国語大学客員教授・スポーツ史・スポーツ文化論)×対論者 吉岡洋(京都大学・美学)
研究プロジェクト企画募集の主旨
本会は人間諸活動における記号の働きを多様なアプローチの協働のもとに解明していこうという目的で設立され、以来28年にわたって活動を続けてまいりました。そうした伝統は現在でも継続され、さまざまな分野の研究者・実務家の方々が新規に入会されてきております。このような本会の特色を生かし、会員相互の交流を図り、多様な分野の専門知の協働という目的を達成していくこと、さらに日常的な活動を充実し、学会活動の活性化を図っていきたいという思いから、新たに「研究プロジェクト制度」を設けることとなりました。なお、本制度の原資としては、故川本茂雄氏(元会長。フランス語学、言語学)の遺族からゆだねられた基金(「川本基金」)を活用していきたいと考えております。研究プロジェクトの募集は下記の要項で行います。学会の活動に新しいエネルギーを注ごうとする意欲ある個人とグループによる積極的な応募を期待しております。
<研究プロジェクト企画・第2回募集要項>期限を問わず常時応募を受け付けます
1 研究プロジェクトのカテゴリー
A 個人研究プロジェクト助成 5万円程度
B グループ研究プロジェクト助成 10万円程度
A、Bとも、応募のあったプロジェクト案から理事会(審査委員会)による審査を経て、若干件を採用する。
2 助成する研究プロジェクトの内容(および会員等の参加)
論文執筆、ワークショップ、研究会、パフォーマンス、インスタレーション、講演会など。いずれも本研究プロジェクト企画の趣旨に沿ったものであること。講演会、シンポジウム、研究会などの企画の場合は本会会員間の交流の他、新規会員の獲得に資するような内容であること。なお、会員への告知は地域別(首都圏、関西圏、その他地域)会員宛に事務局からハガキで周知するほか、本会のホームページ上でも公開する。
3 研究成果の報告 プロジェクト案が採用された個人やグループは、研究プロジェクト終了後に研究成果を文書によって報告する。個人プロジェクトの場合、研究成果を研究大会における発表、論文の投稿などにより公開する。
4 応募締切はありません。 常時受付中です。
5 採否の決定 理事会(研究プロジェクト審査委員会)での審査を経て応募者(代表)に通知します。
6 応募用紙送付先 日本記号学会事務局
(169-0075 東京都新宿区高田馬場3-8-1 東京富士大学岡本研究室気付)
7 応募の資格 本会会員。グループの場合はメンバーのうち半数以上が本会会員であること(なお、会員であっても当該年度までの会費未納である場合は会費を払った上で応募してください)。
応募用紙・研究成果報告書は本会ホームページからダウンロードするか、事務局まで請求してください。
日本記号学会ホームページ http://www.jassweb.jp/
事務局(岡本宛) メール okamotok[at]fuji.ac.jp ([at]を@に変えて送信してください) または FAX :03-5386-3456